駅メモ 6日間でMO北海道達成しました in 2025

先日、1週間ほど有給を取得して駅メモで北海道全駅制覇してきました。私自身これにあたって他の方の記事を色々と参考にしたので、もしかするとこの記事も他の方の参考になるかもしれないので記録にしておきます。というのも、北海道は近々で廃線が続いており、2021年には日高本線、2023年には留萌本線、2024年には根室本線が部分廃止になっています。こういうわけで、私が参考にした記事の時点では存続していた区間が現在は廃止になっていたりと、普通に乗車する以外の対応を考えなければいけない箇所がありました。この記事についてもあくまで2025年11月時点での攻略方法にはなってしまうのですが、何かしらの助けになると嬉しいです。

ではでは、本題に入ります。大まかな攻略の順序は、函館→札幌→旭川→稚内→網走→釧路→根室→札幌→長万部 といった感じです。

1日目 道南

函館空港から函館に降り立ち、道南バスで函館駅に向かいました。函館駅に着いたら函館市電をひたすら乗ってコンプリートしようと思ったのですが、少し嬉しい誤算がありました。函館駅に向かうバスが取るルートは函館市電の函館駅〜湯の川方面とほぼ並走しており、バスの車内からほとんどの駅を取ることができました。

途中で五稜郭に寄る以外は概ね並走

函館駅から湯の川までは30分かかるので、往復で1時間の節約になりました。到着後は函館駅で名物の函館塩ラーメンを食べ、十字街方面に行って少し観光を挟みつつ戻ってきました。
お次は道南いさりび鉄道です。函館13:36→木古内14:39 の便に乗りました。ちなみに、座席は進行方向左側がおすすめです。函館湾を一望できるオーシャンビューが見れます。私は知らずに右側の座席に座ったため、悲しくも遠くから眺めていました。木古内駅では木古内さいかちゃんのパネルや、JR江差線の展示がありました。駅メモユーザーが歓迎されているようで嬉しい気分になりました。もはや存在しない駅への案内表示はグッとくるものがあります。こういうのを取っておいて展示してくれるのはありがたいですね。

駅前の道の駅きこないで軽食。忘れずにレーダーを飛ばして知内駅にアクセスしておきます。ここからはバスで旧江差線の区間を目指します。なお、木古内駅から江差までレーダーは届きません。木古内駅15:05→姥神町フェリー前16:40の道南バス 江差木古内線に乗りました。ここでとんでもない誤算がありました。江差では資料館とかを見て時間を潰そうと思ったのですが、大半の施設は17時で閉館していました。私が到着する頃にはすっかり日も落ちており、港町の容赦ない暴風が体温を奪っていきます。バスには帰宅中と思しき学生さんが何人か乗っていたのですが、心なしか私が降りるときに「こんな時間にここで降りるとかマジ?」的に振り返られたのを覚えています。仕方なしに姥神大神宮にお参りし、無事に函館に帰れるように願いました。こんな時間に神社に行くのは縁起的にも良くないと思ったのですが、せっかく来たからには挨拶しておかないとな、という気持ちでした。

帰りのバスは18:25発。散歩でもして時間を潰そうと思ったのですが、あまりの寒さに耐えかねて近くの喫茶店に逃げ込みました。ご夫婦で営まれているところで、私を見るなり「バス?」と言われたのを覚えています。私のような人間は珍しくないのでしょう。ピザトーストを頼んだのですが、寒いでしょうとあさりが入った味噌汁や、温かいほうじ茶をサービスしてくれました。ご厚意に身も心も温まり、本当に感謝の念が耐えません。また江差に行く機会があれば顔を出したいです。食事中にはお母様と江差という街についてや、身の上話など色々とお話ししました。また、最近話題になっているクマが江差市街地にも出たという話もありました。クマ問題は江差でも例外ではなく、寒冷な地域を中心に大きな心配事になっているのを痛感させられます。バスの時間が近づいたのでご夫婦にお別れをして移動を開始、21時少し前に函館に帰ってこれました。途中、バスが来なかったり見逃されたりしてここに取り残されたらどうしようという考えが頭をよぎりましたが杞憂でした。1日目の行動はこれで終了です。

取得した駅

  • 函館市電 全駅
  • 道南いさりび鉄道 全駅
  • JR江差線 全駅
  • 知内駅

2日目 札幌、日高本線

道南を制覇したので北上を開始します。函館6:00→札幌9:29の便に乗りました。ここで忘れていけないのは二点。砂原支線と室蘭支線です。函館本線 函館〜長万部間には、大沼駅〜森駅の間に駒ヶ岳をぐるっと回る砂原支線が存在します。この区間は特急北斗で通らないので、ルートビューンを使って取得します。詳しくは こちら を参考にしてください。注意書きにもありますがルートビューンでは廃駅を取れないので、姫川駅・東山駅・池田園駅・流山温泉駅・銚子口駅はレーダーを飛ばす必要があります。そんなに距離も離れていないので、検知数は問題にならないはずです。
また、途中で東室蘭に着いたら室蘭までレーダーを飛ばすのも忘れないようにしましょう。室蘭本線という名前ながら、室蘭までは支線なのです。これも近いので検知数は問題にならないでしょう。
そんなこんなで札幌に到着。ここからはおそらく北海道でも最難関の日高本線を取得します。日高本線の何が難関なのかというと、その長大な廃線区間です。本来は苫小牧〜様似を結んでいたのですが、鵡川〜様似間が廃止。実に116kmもの区間廃止となり、これはどうやらJR最長の廃止区間のようです。交通手段は路線バス、高速バス、レンタカーのいずれかでしょう。せっかく近くまで行くのなら車を借りて襟裳岬まで行ってしまおうと思いましたが、慣れない運転を、それも往復5時間以上もしなければいけないのはかなり負担が大きいと思い、高速バスにしました。札幌駅から浦河まで高速ペガサス号が出ています。往路は札幌12:40→浦河ターミナル16:27、復路は浦河ターミナル16:35→札幌20:22の便です。完全に乗って帰るだけの不毛な旅路です。当初の予定では一本前の便に乗って14:07浦河着として少し観光しようと思ったのですが、江差での悪夢を思い出し、都市部以外で長時間滞在するのは危険という判断をしました。バスの車窓からは海も見えたのですが、いかんせん長い乗車時間と変化のない景色で飽きてきます。とはいえ、端の見えない延々と続く海岸線と、一面に見える海がなんの遮蔽物も無く真っ直ぐに水平線へと続いていく光景は圧巻でした。前日の夜に喫茶店で北海道を一周すると話した時に「北海道は広いからねえ。私もずっと北海道だけど未だに思う。真っ直ぐにずっと続いてる道があったりね。」とお母様が言っていたのを思い出します。あれはおそらく日高地方や十勝地方のことを指していたのでしょう。関東の人間には全く想像もつかない空間的スケールに圧倒される思いでした。

さて、浦河に到着です。ここからは終点の様似までレーダーを飛ばします。祈る思いでなつめのスキル、レーダーブースターを発動、様似を捉えました。これで日高本線は制覇です。この瞬間は旅行中で一番安堵したと同時に気持ち良い瞬間でした。ちなみに後から検証しましたが、様似まではレーダー検知数8駅で行けるのでなつめのスキルは不要でした。まあ念には念をということで。

一安心したのも束の間、すぐに到着した帰りのバスでさっさと札幌に帰ります。札幌に到着した後はひたすら地下鉄に乗ります。札幌には地下鉄と市電があるので、札幌に滞在する時間はせっせと乗っておくことで後が楽になります。また、地下鉄より先に市電を優先して攻略することをおすすめします。というのも、札幌市電は一周一時間程度、環状線なので乗った駅でそのまま降りれば攻略できるのですが、遅い時間帯になると途中の中央図書館前が終着の便が現れます。ちゃんと一周してくれる便でサクッと攻略するのが良いです。のちに私はこれで痛い目に遭いました。あと、地下鉄では位置情報がうまく取得できず、ルートビューンを割と消費させられたのが地味に痛かったです。

取得した駅

  • JR函館本線 函館〜長万部 全駅
  • JR室蘭本線 長万部・室蘭〜苫小牧 全駅
  • JR千歳線 全駅
  • JR日高本線 全駅
  • 札幌市営地下鉄東西線、南北線、東豊線 全駅

3日目 留萌、旭川、富良野

札幌とはいったんお別れ、ここからは旭川方面を目指します。特急ライラック3号で滝川まで移動。途中でJR札沼線と並走(と言えるほどの距離ではないかもしれないが)する区間があるので、レーダーを飛ばしてできるだけ取るのを忘れないようにしましょう。札沼線は北海道医療大学以降が廃線になっています。各駅とレーダー検知数の関係は こちら が非常に参考になります。私の時はなぜかレーダー検知数が伸びるキャンペーンがやっていたので、月ヶ丘を除いて取得することに成功しました。月ヶ丘は北海道医療大学からレーダーを飛ばせば取れるので問題なしです。ちなみにキャンペーンがやっていたのはこの瞬間だけで、すぐに終わりました。なんのキャンペーンだったんですかね?

さて、滝川に到着(札幌8:00→滝川8:52)。ここからは留萌本線の攻略です。留萌本線は深川〜石狩沼田間が現役で、それ以降は廃線です。留萌本線という名前ながらもはや留萌には行けません。石狩沼田からレーダーを飛ばしても留萌までは届かず、さらに留萌から先には増毛まで廃駅があります。ここは留萌本線には乗らず、滝川から高速るもい号という高速バスで移動します。往路は滝川駅前9:16→留萌ターミナル10:32、復路は留萌ターミナル12:20→滝川駅前13:43です。車窓からはところどころ廃線区間の線路が見え、バスが通っている国道233号のすぐ横を並走してたりします。道民の足はもっぱら車でしょうから、廃線やむなしとなったのも頷けます。遺構は線路も駅舎も綺麗に残っています。1日目の江差線の線路は廃止から10年以上経ち、もはや自然に飲み込まれていたのとは好対照でした。
留萌ターミナルに到着、レーダーを飛ばして増毛まで取得します。増毛までは検知数が12必要なので気をつけましょう。もし検知数が足りなくて届かない場合は、その場で課金してアドレス帳を買うのも手でしょう。アプリ内でおすすめされる人に電友申請をしていけば割とすぐ申請が通るので、オンライン中の電友を増やすことができます。私は前日に検知数が不安になって課金したのですが、その場で増やした方が確実でした。

帰りのバスを待つ間はとんでもない暴風雨にさらされてコンビニで折り畳み傘を買ったり(雨はすぐに止みました)、留萌駅舎を望める駅前の喫茶店で昼食を取ったりしました。建物は立派に残っていましたが締め切られており、残念ながら中を見ることはできませんでした。木古内みたいに何かしら展示があれば嬉しかったですね。

その後は帰りのバスで滝川駅まで戻り、ライラック17号で旭川に到着(滝川13:52→旭川14:25)。旭川駅前にはところどころ雪が残っていました。ずいぶんと北に来た実感がします。

ホテルで大きい荷物を置いて富良野方面の攻略に臨みます。旭川16:30→富良野17:41の便に乗車。それにしても、電車内でチューハイをシュコシュコ開ける音が聞こえ、女性方がつまみを片手に7,8人で酒盛りをしていたのには驚かされました。間違えて常磐線に乗ってしまったかと思いました。しかし、富良野での降り際に後ろから彼女らが続いていたのでスライドドアを手で押さえていたら、「ありがとうございます〜」と普通にお礼を言われたので悪い人たちではなさそうでした。さて、富良野です。駅前のトイレを借りたのですが、やはりというべきか芳香剤はラベンダーでした。

また、古い駅名標も残されていました。行き先は今はなき布部駅です。やはり刺さりますね、こういうの。

富良野では廃線となった根室本線 富良野〜新得間の取得を忘れないようにしましょう。ここが廃線になったことで北海道の上下を繋ぐ線が真ん中でブチっと切れてしまう形になりました。この区間は向かい側のトマム駅からレーダーを飛ばして検知数12で全て取れるようですが、富良野からも届く範囲でレーダーを飛ばしておいて両側から挟み撃ちするのが安全です。私は富良野から幾寅駅、落合駅を除いて取得することができました。無事に廃駅を回収できたところで、富良野→滝川まで戻って生き残っている区間を取ります。(富良野18:02→滝川19:03) その後は旭川に帰って一泊しました。夜は旭川醤油ラーメンを食べましたが、衝撃を受けるレベルで美味しかったです。私は横浜出身で小さい頃から家系ラーメンを食べて育ちましたが、旭川醤油のキレは家系のそれを彷彿とさせました。それでいて出汁は豚骨ではないので比較的あっさり食べられ、家系が臭くて苦手という人にもおすすめできます。旭川市民はなんでこんなものを隠し持ってたのでしょうか。旭川の醤油ラーメンといえば有名っちゃ有名ですがもっと押すべきです。連日の長時間移動、睡眠不足で心が折れかけていたのですが、誇張抜きにこれ一発でかなり回復しました。

取得した駅

  • JR函館本線 札幌〜旭川間 全駅
  • JR留萌本線 全駅
  • JR富良野線 全駅
  • JR根室本線 滝川〜富良野間 全駅
  • JR根室本線 富良野〜新得間 幾寅、落合以外
  • JR札沼線 石狩金沢〜新十津川間 月ヶ丘以外

4日目 稚内、網走

ここからは最北端、稚内を目指します。旭川9:00→稚内12:42の便に乗車します。車窓からは雄大な天塩川の流れや、時折現れるエゾシカの群れが見えます。この区間は何も考えずに乗っていれば良いだけなので楽です。取り漏らしがないように気をつけつつ無事に全駅を回収して稚内に到着。細雪が降っており、最北端の誇りを感じさせられます。駅前は踏み固められた雪がシャーベット状になっており、歩行には注意が必要でした。

稚内に来たからには宗谷岬に行くか予定を立てる段階では迷っていたのですが、とにかく早く家に帰りたい気持ちが強くなったので移動を優先します。稚内13:01→旭川16:45の便に乗車。ここから乗り換え時間もあまりないまま網走に向かわなければならないため、朝昼兼用と夕食用に駅弁を二つ買いました。本当はもっと色々と種類があるようでしたが、売店にはカニしかなかったです。カニカニ。
また、北海道フリーパスで使える指定席は6回までなので、ここは節約するために自由席に乗りました。旭川に戻ったらすぐに乗り換えて特急オホーツク3号で網走へ。(旭川17:08→網走20:52) 夜なので外の景色はあまり見えず、車内ではもっぱら持ってきた文庫本を読んでいました。ジョージ・オーウェルの1984を読み終えたのですが、正直気が滅入る内容で落ち込みました。明らかにこの状況で読む本ではなかったです。持っているのが嫌になったので網走のホテルに捨ててこようか本気で迷いましたが、流石に思いとどまりました。間違いなく名作ですし、小説中に出てくる概念が現代社会でも通用するようなものばかりで含蓄に富んだ作品でした。

乗っていて少し焦ったのが座席の転換です。遠軽駅でスイッチバックして電車の進行方向が変わるのですが、それに合わせて座席を転換するようアナウンスが流れました。初見の事態に内心では焦りながらAirpodsを耳から外し、何気ない顔をしながら通路を挟んだ座席に座っているおじさんの動向を横目で伺っていました。列車が駅に着くとおじさんはおもむろに立ち上がり、座席の横についているレバーを足で踏んでぐるっと座席を回しました。私も小慣れた素振りを見せながらそれを真似てやってみると意外にも簡単に座席の転換ができました。空席だった前の座席も同様に転換し、気だるそうに荷物を移動して座り直します。恐らく周りの乗客の目にも違和感なく映ったことでしょう。そんなこんなで網走に到着。頭の中では網走刑務所風呂3秒の歌がずっと流れていました(知らない人は調べてみてね)。

取得した駅

  • JR宗谷本線 全駅
  • JR石北本線 全駅

5日目 釧路、根室、札幌

今日中に札幌に帰るために早々にホテルを出ます。昨日は夜でよく見えなかった網走駅ですが、趣のある木製の駅名標が掲げられています。調べたところ、受刑者が真っ直ぐに生きられるようにとの願いをこめて縦書きで書かれているようです。やはりこの街は網走監獄とは切っても切り離せないのでしょう。

駅のロータリーはスケートリンクのようにツルツルになっており、観光案内板は氷に閉ざされて読めなくなっていました。最果ての街にいる実感が湧きます。

始発で網走から釧路へ。(網走6:38→釧路10:00) 座席はオホーツク海を望める進行方向左側が良いですが、私は事情を知らず、既に座席も埋まってしまっていたので反対側に座りました。とはいえ釧路湿原ではタンチョウやエゾシカを見ることができるので、どちらにせよ楽しめます。東釧路駅を出てすぐに絶賛話題になっているメガソーラー群が見えました。
釧路に到着、乗り換えまでの時間でおにぎりとザンギを食べました。ザンギは釧路発祥らしいです。ザンギを食べながら過去に何度も調べては忘れた唐揚げとの違いをググりましたが、単なる名称違いのようでした。

次は根室に向かうために釧路11:13→根室13:26の便に乗車。滞在もそこそこに釧路にトンボ帰りします。(根室13:36→釧路16:03) この花咲線の区間が一番エゾシカが多かったです。車窓に見えるシカ、シカ、シカ。ここまで乗ってきた路線ではレアで新鮮味のあったシカが食傷気味になってきました。そして帰りの列車ではついにシカと衝突。シカの安否は分かりませんでしたが、電車は13分遅れ。乗る予定の釧路16:12→札幌20:29 おおぞら10号への乗り換えが危ぶまれて戦々恐々としてそれどころではなかったです。釧路駅に着いたら即座にダッシュ。乗り換えがしっかり考慮されていたようで、おおぞらは少し待っていてくれました。3分遅れで16:15に出発。釧路で取り残されたらもう本当にどうにかなってしまいそうだったので助かりました。車内では根室本線の駅にチェックインしていきます。帯広をそのまま通過するのは心残りがあります。豚丼とか食べたかった。気落ちしていても仕方ありません。新得、トマムあたりで3日目に富良野から取得できなかった富良野〜新得間の廃駅、新夕張では丸ごと廃線の夕張支線の駅をレーダーで取ることを忘れないようにしましょう。

さて、ここで計画が少し手落ちだったことに気づきます。予定では室蘭本線の苫小牧〜岩見沢間を通って帰る予定でしたが、おおぞらは南千歳を通るため、この区間は通りません。追分で降りて岩見沢に向かう手もあるのですが、乗り換えの待ち時間が多くあります。効率的にやるのであれば、3日目に岩見沢を通る時にこの区間の駅をレーダーで取得し、残りは追分からレーダーを飛ばして取っておくべきでした。仕方なく札幌に着いてから岩見沢に行き、レーダーを飛ばしました。完全な二度手間です。こうして札幌に戻ったのが22時半くらいになったのですが、2日目に書いた通り、札幌市電はこの時間帯になるともう中央図書館止まりしかありません。翌日に取ることも考えましたが、予定を考えると今日中に取らなければ明日の予定がかなりカツカツになります。もう明日で帰りたかったので、ここは少し無理をしてでも取ることにしました。中央図書館止まりの電車に乗車。終点からは軽くランニングしながら札幌駅まで向かって残りの駅を取りました。しかし怪我の巧妙というべきか、走っている途中で札幌味噌ラーメンのお店を発見しました。函館塩、旭川醤油と食べてきたので、ここで札幌味噌を食べれば北海道3大ラーメン制覇です。ランニング中で正直あまりお腹は空いていなかったのですが、せっかくなので食べていくことにしました。

途中でうっかりすすきのに入り、明らかにカタギでない見た目でセカンドバッグを持っている男性と水商売らしき女性の集団に怯えながら、目を合わせないようにしつつ早足で駆け抜けました。この辺りは歌舞伎町を歩く時と同じくらいの緊張感があります。札幌駅近くのホテルに到着した頃には1時を回っていました。これで帰れるという安堵感と共に、明日の予定を入念に確認してからお酒を飲んで眠りにつきました。

取得した駅.

  • JR釧網本線 全駅
  • JR根室本線 残りの区間全駅
  • JR室蘭本線 岩見沢〜苫小牧間 全駅
  • 札幌市電全駅

6日目 そして東京へ

さあ、札幌に着きました。ここで今回の旅で初めての寝坊をかましました。昨晩はホテルに戻ってきたのが深夜の1時、その後に翌日の予定を色々立てて就寝し、その後は始発の札沼線に乗るために5:30には起きようと思ったのですが、起きた時には6:30を回っていました。夢の中でアラームを切った記憶がありましたが、あれは現実のようでした。連日の疲労と睡眠不足がピークになっています。急いで起きて6:54発の電車に間に合うように駅へ急ぎます。ちなみに、別に今回は始発でなくとも予定に問題はなかったのですが、最終日ということで余裕を持っておきたかったのと、乗る予定の函館本線の電車を逃すとその日のうちに帰るのが危ぶまれたのです。まあ今回は前日までに頑張ったおかげでセーフということで札幌6:54→北海道医療大学7:43の電車に乗りました。終点に着いたら月ヶ丘まで忘れずにレーダーを飛ばし、札沼線はコンプリートです。その後は札幌まで帰ります。長かった旅にも終わりが近づき、残すところ函館本線の山線のみとなりました。乗る電車は10時発なので、ここで人に配るお土産や自分用の酒、軽食を買い込み札幌駅前のベンチで食べます。何か気の利いたものを買って帰りたかったのですが、荷物と配る個数の関係からど定番の札幌農学校クッキーになりました。 お腹も満たせたことで出発、札幌10:00→小樽10:41、小樽10:57→倶知安12:16、倶知安12:35→長万部14:11。乗り換えが考慮されていて、待ち時間もほとんどなくスムーズに行けました。小樽〜倶知安間には大量の外国人が乗っていました。スキーはやらないのでニセコのイメージが強かったのですが、みんな倶知安で降りて行きました。小さい頃に桃鉄をやっていたのでニセコの存在は知っていたのですが、倶知安もスキーで有名なんですね。さて、電車は長万部に到達。最後に蕨岱駅にレーダーを飛ばし、ついにMO北海道を達成しました。後から分かったのですが、この蕨岱駅という廃駅はJRの駅名を五十音順に並べると最後に来る駅だったらしいです。あまり知名度のない駅で最後を飾ってしまったと思いましたが、意外と最後の締めくくりとしては妥当な駅でした。すっかり疲弊していたので、達成の瞬間は喜びというより、取り漏らしがないことへの安堵の方が大きかったです。

帰りは長万部から新函館北斗に行き、新幹線で帰ります。どうやら列車が遅延しているようで、長万部駅で少し待ち時間が発生しました。駅周辺をうろついたり、駅舎の写真を撮ったり、駅構内のお土産屋さんで駅名標マグネットを買ったりしました。駅名標マグネットは旭川でも見かけた覚えがあったので、買っておけば良かったと少し後悔しました。

長万部駅ではゆるキャラのまんべくんが全面的に押されています。このキャラクター、私が小中学生くらいの時に毒舌ゆるキャラとして脚光を浴びてた記憶があります。「ようこそ長万部 遊ぶところはない」みたいな歌詞の歌を聞いたことがある気がしたんですが、今調べてみても見つかりませんでした。まんべくんは戦争関連のネタでTwitter炎上してからはめっきり見なくなったように思いますが、今も長万部では元気に活躍してそうです。

帰りの電車も近づいてきました。今回の旅はこれで無事におしまいです。

振り返り

旅を振り帰りますが、嬉しかったのは道中で予定通りに事が運んだ時、特にレーダーで想定通りに廃駅を取れたりした時です。逆に辛かったのは何よりも睡眠不足です。効率的に駅を取っていくためには始発で移動する必要があり、最後の電車で戻ってくる頃には日が暮れています。そこからホテルに帰って明日の予定を確認して〜となると、日付が変わるくらいまでは活動しなければなりません。そしてまた始発での行動ですから、平均的な睡眠時間は4,5時間くらいになります。移動中の車内でも駅を取っていかなければならないので寝ることは許されません。何度も寝落ちしかけました。私はホテルとかで環境が変わると寝つきが非常に悪くなるのですが、この度では1日もそういったことはなくすぐ寝落ちできました。もしMO北海道に弾丸で挑戦する方がいたら、特に睡眠時間については事前に考慮しておくことをオススメします。
2026年には留萌本線も全線廃止になるとのことで、北海道の鉄道事情はさらに寂しく、駅メモユーザーにとっても難易度が上がっていくことと思われます。この記事が他のユーザーの一助になることを願ってこの記事を締めくくります。ここまで読んでいただきありがとうございました。